年齢を問わず、どなたでも今日から気軽にモチベーションアップとやる気をアップさせる方法3選をご紹介します。


長寿遺伝子を活性化する
有名な著書 『LIFE SPAN』でも書かれているように、今日からどなたでも実践できることは「食べる量を減らす事」です。つまりはカロリー制限をすることで長寿遺伝子のスイッチをオンにできます。
普段はこの長寿遺伝子はスイッチオフの状態です。この長寿遺伝子を活性化すれば、人間の寿命は約10年延びる事がわかってきました。
最高年齢は130歳です。また、認知症、難聴、シミ、シワなどの進行を遅らせる事が出来るとも言われています。
さらに、長寿遺伝子が作り出す酵素が記憶力を強化し、脳内の神経細胞発達を促進してくれることも動物実験でわかってきました。
(マウスの実験では、約30%のカロリー制限でこの酵素が増加しました。)
カロリー制限以外にも、この長寿遺伝子のスイッチをオンにする方法として寒冷療法があります。寒冷療法についてはのちほど説明します。
長寿遺伝子の活性化については以下のリンクもご参照ください。



2つのホルモンの分泌を促進する


男性ホルモンであるテストステロンの分泌を増加することで、日常のパフォーマンスをUPすることが出来ます。
男性だけではなく、女性にもテストステロンはあります。男女ともに加齢と共に分泌は低下していきます。
さらに、成長ホルモンの分泌も増加させればモチベーションとやる気はさらにアップします。それぞれのホルモンの特徴をみてみましょう。
テストステロンの特徴
性欲増強
記憶力・集中力アップ
モチベーションアップ・やる気アップ
筋肉量アップと維持
生活習慣病予防・健康促進
精神状態の安定化
アンチエイジング効果
成長ホルモンの特徴
疲労回復アップ
モチベーション・やる気アップ
美容効果
睡眠中に分泌アップ
成長ホルモンのアンチエイジング効果と睡眠の質を上げる方法については以下のリンクをご参照ください。



脂肪細胞を活性化する


ヒトの脂肪細胞には3種類あると言われています。
a. 白色脂肪細胞:脂肪の貯蔵
b. 褐色脂肪細胞:脂肪燃焼作用がある。白色脂肪細胞の約1000倍のミトコンドリアが存在すると言われている。
わずか40gしかない。肩甲骨周囲・首筋・腋窩のごく限られた部位にしかない。
c. ベージュ細胞(第3の脂肪):白色脂肪細胞が褐色脂肪細胞化したものといわれている。
これが減少すると中年太りの原因とも言われている。
UCP1というタンパク質がこのベージュ細胞を活性化し、肥満改善が出来ると期待されている。
魚油を摂取することでベージュ細胞のUCP1受容体が約4倍に増加するという報告があります 。
寒冷療法


身体は「寒い」と感じると、熱を産生します。これを「熱発生」と言います。
脂肪を燃焼し、タンパク質を放出させる刺激を与える過程です。生成されたタンパク質は筋肉内のグリコーゲンを燃焼して、これがテストステロンと成長ホルモンの生成を促進します。
具体的な方法


まずは、徐々に時間をかけて低い温度に慣れていく。
最後のシャワーの30秒間を冷水に切り替えるだけ。
または、15℃の水風呂に30秒間入る。
褐色脂肪細胞の活性化法
肩甲骨の間に熱めのシャワーを当てる。
温まったところで冷水に切り替えて30秒間当てる。
2-3回繰り返す。
温度差がある方が効果的です。
免疫力も上がり、風邪を引きにくくなる。
まとめ


今日から誰でもすぐに出来ます。食べる量を減らし、カロリー制限をしましょう。
寒冷療法で長寿遺伝子のスイッチをオンにして、テストステロンと成長ホルモンの分泌をアップさせましょう。
さらに、褐色脂肪細胞も活性化しましょう。
定期的な筋トレをすれば、テストステロンと成長ホルモンの両方の分泌をアップさせることができます。
筋トレ後に寒冷療法をすればさらにテストステロンの分泌はアップします。
ω3脂肪酸の豊富な魚油を摂取し、質の高い眠りにつけばベージュ細胞も増加し、成長ホルモンの分泌もアップさせることが出来ます。


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まだ、「LIFE SPAN」をお読みでない方は一度読んで頂けると、今後のアンチエイジングにも非常に参考になる一冊だと思います。
【参考図書】
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