笑いは加齢と共に減少する


皆さんは大人になっても笑う頻度や回数は子供の時と比べてどうでしょうか?変わりませんか、それとも減っていますか?
小学生ぐらいまでで、1日に300-400回ぐらい笑っていると言われています。
それが、加齢と共に徐々に減少していく事が分かっています。
- 20代:14.9回/日
- 30代:14.7回/日
- 40代:12.8回/日
- 50代:10.6回/日
笑う事のメリット7選


①エンドルフィンの分泌が高まる。
お腹から笑うことが重要です。
➡疼痛の抑制効果:医療用麻薬のモルヒネの約6倍の鎮痛効果があると言われています。
➡笑う✖︎感謝でエンドルフィンの分泌はさらに高まると言われています。
なかなか、感謝しながら笑う事は難しいとは思いますが、笑わせてくれた人に感謝すると良いかもしれません。
②ナチュラルキラー細胞が増加する。
私たちの身体内に、毎日毎日、出現する“がん細胞”への免疫力を発揮してくれるナチュラルキラー細胞を増加してくれます。
笑った後の唾液を調査した研究結果からナチュラルキラー細胞の活性が85%もアップしていました。
笑うと約5分でナチュラルキラー細胞を増加させることが出来るようです。
③血糖値を低下させてくれる。
笑う事でアディポネクチンが増加して、インスリンの作用をサポートしてくれて血糖値を下げてくれます。
糖尿病患者に多いプロレニン受容体(インスリン非依存性)が、笑う事で正常に戻るという報告もあります。
④炎症を低下させてくれる。
笑う事で慢性関節リウマチの方の炎症マーカーを低下させるとの報告があります。
⑤認知症の予防効果が期待できる。
笑う事で脳に酸素が届きやすくなり、脳が活性化する可能性が期待できます。
これによって、認知機能の低下を抑制できると期待できます。
⑥リラックス効果がある。
笑う事でアセチルコリンの生成が増加し、海馬が活性化し、副交感神経が優位になりリラックス効果をもたらしてくれる。
口角を上げる作り笑いでも大丈夫のようです。
⑦死亡率を低下してくれる。
脳卒中・心血管疾患による死亡リスクを低下してくれるとの報告もあります。
まとめ


子供から大人になるにつれて、徐々に笑う頻度や回数は減っていきます。
しかし、以上に述べたように笑う事で我々の身体に様々なメリットをもたらしてくれます。笑う事にお金はかかりませんし、今日からすぐに実行できます。以下に生きていくのに必要なホルモン、テストステロンについての記事もご参照ください。





人気ブログランキング
コメント