納豆の凄いパワー|驚くべき栄養素4選

食習慣

2020年の国立がん研究センターは、納豆・味噌など発酵食品を1日50g以上(納豆だと1パック)を食べている人と、あまり食べていない人の比較をしたところ、良く食べる人は約10%も死亡率を低下させる効果があり、脳卒中・心筋梗塞の死亡リスクも約20%低かったという研究を発表しています。

納豆の凄い栄養素

ビタミンK:脂溶性ビタミン
ビタミンB群
マグネシウム
カリウム
タンパク質
水溶性食物繊維
レシチン
ナットウキナーゼ:タンパク質分解酵素
納豆菌:枯草菌の一種で稲のわらなどに多く生息している
スペルミジン:ポリアミンの一種
ジピコリン酸:放射性物質の解毒作用・有害金属などの解毒作用・抗菌作用
ポリγ-グルタミン酸

納豆の主な健康効果

血栓溶解作用
ナットウキナーゼの作用
血圧低下作用
ナットウキナーゼの作用
抗動脈硬化作用
大豆イソフラボンによる血管強化作用があります
ナットウキナーゼの作用
血中脂質正常化作用
β-コングリシニンが中性脂肪を減らしてくれます
サポニンが腸で吸収したブドウ糖を脂肪と結合しないようにして脂肪蓄積を予防してくれます
レシチンによるLDL-コレステロールの抑制効果
血管に付着したコレステロールの除去作用
ナットウキナーゼがコレステロールを下げて、脂質代謝異常症を改善してくれます
神経保護作用
ナットウキナーゼの作用
整腸作用
納豆菌の作用

栄養素の凄い効果

ビタミンK

目標摂取量:300-1000㎍/日

ひきわり納豆:465㎍/50g 発酵する面積が大きいから
普通の納豆:300㎍/50g
2種類あります
ビタミンK1:別名 フィロキノン(PK) 植物の葉で合成される
パセリ・紫蘇・モロヘイヤ384・つるむらさき192・春菊など
ビタミンK2:別名 メナキノン(MK) 微生物が産生する
納豆(MK-7) MKは14種類あるますがMK-7は納豆に多く含まれています
作用
骨形成に必要:骨の健康と骨粗鬆症予防
骨ホルモンのオステオカルシン(OC)を活性化する働き
骨形成の調整
骨破壊の抑制
骨質の改善
ビタミンK摂取量が少ないと大腿骨など骨折しやすい
抗動脈硬化作用
抗炎症作用
炎症誘発因子(NF-κB, G6PD, IKKα/β)を低下させる効果
◎糖質代謝をうまく回転させる作用
活性化OC(ucOC)の働き
・膵臓に作用してインスリン・グルカゴンの分泌を調整してくれて糖代謝を正常化してくれます
・脂肪細胞に作用してアディポネクチンを活性化し、糖の細胞への取り込みを促進したり、脂肪燃焼を促進してくれます
ビタミンKの摂取不足は糖尿病発症リスクを増加させてしまいます
抗がん作用
ビタミンDとの相乗効果でK2は直接がん細胞に働いて分化・成熟・細胞周期を停止させる効果があります
オートファジー(細胞死)へ導く効果があります
アポトーシスに誘導する効果があります
K2投与群でウイルス性肝炎の肝がん発症率を大きく低下させたという報告があります
精巣のステロイドホルモン生合成に関与します
注意点
ワーファリンはビタミンKに拮抗し、その代謝を阻害してしまいます
ビタミンEを高容量(400IU以上)摂取するとビタミンKに悪影響(構造が類似しているため競合してしまう)を及ぼし、欠乏状態にしてしまいます

ナットウキナーゼ

ナットウキナーゼは熱に弱いです
50℃以上で活性が失活するので、アツアツのご飯の上にのせて食べると効果が減弱します
なるべく、常温で食べましょう
脳卒中・心筋梗塞は明け方に発症しやすいので、納豆は夕食で食べましょう
作用
血栓溶解効果
高血圧予防効果
コレステロールの改善効果:コレステロールを下げて、脂質代謝異常症を改善してくれます

納豆菌

腸内環境改善効果
納豆菌の芽胞は胃酸に強く腸まで届く
悪玉菌を減らしてくれて、乳酸菌・ビフィズス菌を増加させる作用がある
様々な酵素やビタミンを産生してくれる
死んでも腸内の善玉菌のエサになる
※現在流通する納豆菌はほとんど人工の納豆菌です
臭みを消すために短鎖分岐脂肪酸を作る遺伝子を無くした遺伝子組み換え技術を施しています
今の所はデメリットは特にありません
国産大豆使用を食べるようにしましょう
ひきわり納豆は約1.5倍ビタミンKが多いです
とにかく継続して食べる事が重要です

スペルミジン

作用
骨粗鬆症の予防効果が期待できます
スペルミジン+ビタミンK2が結合➡骨のオートファジー(自己再生能力)を高めて骨を強くしてくれます
免疫力向上効果も期待されている
腸内の老化した細胞を修復して免疫細胞を活性化してくれます
マウスの実験ではスペルミジン摂取で寿命が約25%延長した研究が報告されています
ポリアミンの一種で細胞を活性化し、健康寿命を延ばす効果があることで現在研究で注目されています
正常細胞の老化を抑制して正常機能を維持する効果が期待できる
動脈硬化を含む心血管疾患、認知症、癌などの予防効果
ポリアミン自体は元々人の体内にある:前立腺、唾液腺、すい臓など
加齢と共に減少していきます➡ポリアミンが不足すると老化が加速すると言われています

まとめ

・納豆を毎日1パック食べる事で、約10%も死亡率を低下させる効果があり、脳卒中・心筋梗塞の死亡リスクも約20%低かったというメリットがあります
・現在流通する納豆菌はほとんど人工の納豆菌ですが、特にデメリットはありませんので国産大豆の納豆を継続して食べましょう
・現代人はややビタミンKが不足しているので約1.5倍ビタミンkの多いひきわり納豆を食べましょう
・スペルミジンの働きで老化を予防し、アンチエイジング効果も期待できます

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