

揚げ物が食べたくなるのは疲労が溜まっているサインかも


疲れている時って無性に唐揚げやフライドポテトなどが食べたくなりますよね。
これには、我々の脳内のホルモンの一つ、エンドルフィンが関係していると言われています。
脂っぽいのを見たり、食べたりすると分泌がアップします。


鶏の唐揚げ:疲労回復物質のイミダゾールジペプチドが含まれています。
筋肉中の疲労物質である乳酸を分解してくれる働きがあります。
最近の研究では、乳酸は疲労物質ではなく、むしろエネルギー源と考えられているようです。
真の疲労物質は活性酸素ではないかと言われています。なので、抗酸化作用のある食材を摂取する事もおすすめします。
抗酸化食材については以下の記事をご参照ください。



ただ、唐揚げばかり食べるのは栄養が偏りますので、唐揚げが食べたくなったらミネラルを補給すると欲求を抑制できます。
特にクロムが不足すると唐揚げを欲するようになると言われています。
クロムが豊富な食材:ひじき、ホタテ、あさり、カツオ、きな粉、ココアなど
クロムを含む食材がなかなかとれないよ、という方はサプリメントをご活用ください。
ミネラル不足になるとどうなるか?


- 脂肪燃焼してエネルギーにする機能の低下がみられます。
- 筋肉や骨を形成する能力が低下します。
クロムの作用
血糖値を下げる為にインスリンと結合してインスリンの作用を補助して効率よく体内に蓄積してくれます。
クロムが不足すると糖質を栄養素として蓄積できなくなるので血糖値は下がり、ますます身体はカロリーを欲するようになります。
排泄機能が低下している時も唐揚げを欲するようになると言われています。
野菜などに多く含まれるカリウムを摂取すると尿の排泄は促進します。
唐揚げなどに含まれる脂質には精神安定作用があるという報告があります。
ビタミンB2 は脂質を代謝してエネルギーとして利用する働きがあります。
また、無性に辛い物が食べたい時は、刺激を求めていたり、ストレスを開放したがっている可能性があります。
亜鉛不足:味覚障害が生じます。また、免疫機能も低下します。
ビタミンC不足 ストレス過多で大量に消費されている可能性があります。
マグネシウム不足:ストレス過多で大量に消費されている可能性があります。
甘い物が食べたくなるのは栄養バランスがとれていないサインかも


栄養バランスがとれていない可能性があります。
特にタンパク質不足の可能性があります。
ストレスでセロトニン分泌がアップし糖質を欲するようになっている可能性があります。
糖質不足を感じたらビタミンB1の多い物を食べると良いでしょう。
ビタミンB1は糖質代謝を促進する働きがあります。
ビタミンB群はダイエット中の糖質代謝や脂質代謝を回転させるために必要な栄養素です。
サプリメントを活用するのも良いと思います。
まとめ
疲れている時は無性に唐揚げやフライドポテトなどの揚げ物が食べたくなります。
鶏肉、特にムネ肉にはイミダゾールジペプチドという疲労回復物質が含まれています。
ただ、揚げ物ばかり摂取は栄養バランスが悪いので、クロムを中心としたミネラルもしっかり摂取しましょう。
甘いものが食べたくなる時は栄養バランスが摂れていない可能性がありますので、ビタミンB群を含む食材をしっかりと摂取しましょう。
ダイエット中の方は上手にミネラルも摂取しましょう。以下の記事もご参照ください。





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