コーヒーのカフェインには脂肪燃焼効果がありますので、ダイエット中の方には強い味方になります。
さらに、ダイエット効果を高めるためにコーヒーに加えてほしいモノを2つご紹介いたします。
私は朝とお昼の2回に分けて毎日ブラックコーヒーを飲んでいます。毎日行っている“習慣化”の1つです。元々コーヒー好きもあって健康的な身体維持のために2つのモノを入れて飲んでいます。まずはコーヒーの中の成分の効果について説明します。


コーヒーの成分の効果
●カフェイン
脂肪燃焼効果を高めてくれる
脂肪分解酵素リパーゼを活性化してくれる
運動の20分前にコーヒーを飲むと脂質代謝を促進して効果的
アディポネクチンの血中濃度を上昇してくれる➡インスリン抵抗性の改善効果
●クロロゲン酸
ミトコンドリアに働きかけて熱産生を高めてくれる
➡脂肪分解酵素リパーゼを活性化してくれる
➡筋肉や肝臓のミトコンドリアに作動し脂質を効率的に燃焼させてくれる
➡糖の分解酵素の働きを抑制し糖質の吸収を抑制してくれる
コーヒーを飲んでから30分から60分くらいで脂肪分解が促進される
カフェイン+クロロゲン酸で脂肪燃焼力アップ
肝臓に脂肪が蓄積しにくくなる
●コーヒーオリゴ糖
ガラクトマンナンの効果➡整腸効果、便秘改善効果
カフェインには覚醒効果がありますので、コーヒーは睡眠の質を下げないためにも午後2-3時ぐらいを門限とした方が良いと思います。


MCTオイル
続いて、ブラックコーヒーに入れて欲しいモノをご紹介いたします。1つ目は“MCTオイル”です。入れる目的は食欲を抑制する効果が強力だからです。ダイエット中の方は“糖質中毒”・“お菓子中毒”から抜け出すためにも是非取り入れて欲しいものの1つです。
MCTオイル
主にココナッツから抽出したカプリル酸(C8)とカプリン酸(C10)の中鎖脂肪酸のこと
脂肪を分解するための膵リパーゼ・胆汁酸・カルニチンが不要で、いきなり門脈経由で肝臓に運ばれてミトコンドリアでエネルギー産生(ベータ酸化)してくれる➡ケトン体として脳や筋肉や各臓器でエネルギーとして使われる
一緒に糖質を摂ると血糖値の上昇も抑えてくれて糖が細胞にきちんと取り込まれる(糖代謝をサポートしてくれる)
★★糖質渇望感減少効果
レプチンとPYYの分泌を増加させてくれて食欲を抑制してくれる
過食や糖質渇望感を減らせるメリットがある
MCTオイルは過剰摂取すると胸やけや下痢を引き起こすので、初めての方は少量(3gぐらい)から入れてください。慣れてきたら徐々に増やしてください。最終的には1日に45-80gぐらいを摂取するとダイエット効果は高まります。MCTオイルは加熱は厳禁です。コーヒー以外にサラダなんかにかけて食べてもいいと思います。MCTオイル入りブラックコーヒーを飲み続けることで無駄に糖質を摂る事が自然に減ってきます。タンパク質を積極的に摂取すればさらに食欲抑制効果は高まります。
私も使用しているMCTオイルのリンクを下記に紹介します。
シナモン


2つ目のモノは“シナモン”です。シナモンは強力な抗酸化物質の1つです。ダイエット効果を高めるためには摂取した栄養を身体の隅々まで届けなければなりません。シナモンには毛細血管を強化する働きもあります。コーヒーにふりかけて飲んでみてください。
シナモン
シンナムアルデヒド:香り成分
➡Tie2を活性化する作用で毛細血管の壁の強化やゴースト血管の再生促進効果がある
血行促進効果
整腸作用効果
免疫力促進効果
私も使用しているシナモンパウダーのリンクを下記に紹介します。
まとめ


●ダイエット効果を高めてくれる成分
カフェイン:脂肪燃焼効果
クロロゲン酸:脂肪分解酵素リパーゼの活性化、糖質の吸収の抑制
コーヒーオリゴ糖:腸内環境を整えてくれる
MCTオイル:食欲抑制効果、血糖値上昇抑制効果
シナモン:毛細血管の強化で血流改善
食欲を抑える方法として以下の記事もご参照ください。





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