【2021年8月 新型コロナワクチン情報】変異株、特にデルタ株の特徴についてのまとめ

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★★8/6に追加事項 UP TO DATE

デルタ株に感染したらワクチン接種者でもウイルス量は同じ

アメリカ疾病対策センター(CDC)は30日、新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」に感染した場合、ワクチン接種者の体内でも未接種者とほぼ同量のウイルスを生み出すことを示す研究結果を公表しました。

アメリカ連邦政府は今週、接種完了者にも屋内でのマスク着用を推奨する指針を出しており、CDCはこの判断の主な動機となったデータを公表した形となりました。

専門家によると、ワクチン接種により、そもそも新型コロナに感染する可能性は低減できるものの、感染者となった場合、接種者であっても未接種者と同様にウイルスを拡散する可能性があることが示唆されている。

CDCのワレンスキー所長は声明で、「ウイルス量の多さは感染リスクの高さを示唆する。他の変異株とは異なり、デルタ株に感染したワクチン接種者はこのウイルスを他人に感染させる懸念がある」としています。

研究では、7月にマサチューセッツ州バーンスタブル郡で感染した同州の住民469人を分析しました。この中で死者は報告されていません。

約74%に当たる346人はワクチン接種を完了しており、このうち79%が症状を訴えました。遺伝子解析の結果、デルタ株が主な要因だったことが判明しました。

ウイルス量については、接種完了者127人とその他の84人(未接種者や接種が完了していない人、あるいは接種状況が不明な人)の間でほぼ同様なことが判明しました。ウイルス量は、他人にウイルスをうつす可能性がどの程度あるかを示す代用データとなります。

ワレンスキー氏は27日、感染リスクが「高い」または「相当高い」地域で屋内のマスク着用を再開すべきとの指針を発表した際、こうした研究結果に言及していました。現在、米国民の75%超がこうした地域に居住しています。

ワレンスキー氏の30日の声明によると、CDCが指針改定に踏み切った背景には、デルタ株はワクチン接種者の間でも同様のウイルス量を生み出すというこうした「重要な発見」があったと言及しています。

アメリカクラスター感染の7割ワクチン完了、デルタ株9割 米CDCがクラスター分析

 アメリカ疾病対策センター(CDC)は30日、アメリカ東部マサチューセッツ州で発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)を分析した結果、感染者の74%がワクチン接種を済ませた人だったと明らかにしました。一部の感染者から採取した検体を調べたところ、9割が感染力の強い変異株「デルタ株」だったといい、ワクチンを接種しても自身が感染したり、他人にうつしたりする可能性があると警告しています。

 CDCは27日、デルタ株の拡大を受けてマスク着用に関する指針を変更し、感染者が多い地域では、接種を受けた人も公共施設の屋内ではマスクを着用するよう求めていました。分析はこの指針変更の根拠になったもので、CDCのワレンスキ所長は30日の声明で「ワクチン未接種の人や免疫力の弱い人に知らず知らずのうちに感染させないためにマスク着用を奨励した」と説明しました。

 分析結果によると、同州バーンスタブル郡で7月初旬、数千人が集まる複数の夏季イベントが開催され、クラスターが発生。感染者469人のうち346人はワクチン接種を完了した人でした。ワクチン接種済みの感染者からは、未接種の人と同レベルのウイルス量が確認されたという。入院患者5人のうち4人はワクチン接種済みだったが、死者はいませんでした。

 このため、CDCは「重症化や死亡を防ぐためにはワクチン接種が最も重要だ」と指摘しています。その上で、他人に感染させないために屋内ではマスク着用が有効だとの考えを示しました。アメリカメディアによると、CDCは内部文書の中で、デルタ株が水痘と同程度の強い感染力を持っていると分析しており、「(ウイルスとの)闘いが変化したことを認めるべきだ」と警告しているといいます。

ファイザーワクチンの3回目の追加接種で、デルタ株への抗体増強(追加事項)

米国・ファイザー社は、同社の新型コロナワクチンについて、3回の接種により、デルタ変異株に対する中和抗体価が大幅に増強されることを示した研究データを公表しました。同社は、現在推奨されている2回接種後6〜12ヵ月以内に3回目の接種が必要になる可能性が高いと説明しています。8月中にも米食品医薬品局(FDA)に対して、追加接種の緊急使用許可の承認申請を行う方針のようです。

 ファイザー社が明らかにした研究データは、ごく少人数のコホート(18~55歳:11例、65~85歳:12例)ながら、3回目の接種を受けることで、「デルタ株」への中和抗体価が2回接種と比べ、18~55歳では5倍以上、65~85歳では11倍以上に高まっていることを示しました。同社では、2回接種から8ヵ月後には抗体レベルがピークアウトするため、2回目接種から6〜12ヵ月以内に3回目の接種が必要になる可能性が高いとの研究結果でした。本研究では、2回目接種から6ヵ月以上経過した後、保護効果が減弱し始めているときに3回目を接種することで、中和抗体価を最大100倍にまで高める可能性が推定されるとしています。

 デルタ株を巡っては、国民の大部分でワクチン接種が進んだ国々でも感染拡大が早急の課題になっています。米国では、今年5月にワクチン接種済みならばマスク不要としていたCDCの指針が、7月28日付で発表された改訂により、接種済みであっても屋内のマスク着用を求める内容に再び変更されました。一方イスラエルでは、疾患や治療により免疫系が低下した人を対象に、すでに3回目のブースター接種を開始しており、高齢者への対象拡大も検討しています。

変異株、特にデルタ株が増加している中、新型コロナウイルスワクチンを接種しても、摂取した人が感染すると他の人にも感染し、クラスター発生につながるようです。やはり、接種後の方々も引き続き『3密』は回避し、マスク着用、手洗い、手指消毒お願いします。

以下の関連リンクもご参照ください。

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「妊娠中にワクチン接種して大丈夫なの?」、「授乳中にワクチン接種していいの?」「月経中にワクチン接種は大丈夫なの?」などの疑問にお答えします。この記事では、妊娠中の方、授乳中の方、経口避妊薬を内服中の方などこれから新型コロナウイルスワクチンの接種を予定している方への疑問を学会から出された資料を参考にしながらわかりやすく解説いたします。

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