スクワットで「マイオカイン」を増加させる方法|健康長寿と老化予防
我々が身体に摂取した炭水化物はブドウ糖に分解されます。この血液に流入したブドウ糖の約80%は筋肉で消費されると言われています。しかし、2型糖尿病やインスリン抵抗性のある方は、筋肉の糖代謝が低下していると言われています。特にブドウ糖の部位別取り込み率は糖尿病の方では筋肉が最も低下しています。健康な方の約50%以下とも言われています。しかし、最近の知見で運動後1時間ぐらいまでなら筋肉の細胞はインスリンが無くてもブドウ糖を取り込めることがわかりました。ただ、条件があります。それには筋肉内のグリコーゲンというエネルギー源が不足していることが必要という事です。肝グリコーゲンは、血中ブドウ糖が不足した時に使用されます。筋グリコーゲンは筋肉を動かすために使用されます。