【赤ちゃんの耳は聴こえてますか?】|新生児聴覚スクリーニング検査の一部助成のご案内

妊婦健診

今回川崎市新生児聴覚検査事業について追加記載します。

事業目的

1000人に1人といわれる先天性の聴覚障害をスクリーニング検査によって早期に発見し、聴覚障害による音声言語発達などの影響を最小限にするとともに、育てにくさを感じる親の負担を軽減するため、全ての新生児の受検に向けて、令和3年10月1日以降に出生児を対象に検査費用の一部を助成することになりました。

対象者

令和3年10月1日以降に出生した生後60日までの全ての新生児~乳児

(検査自体は生後3日以内の実施が望ましい。やむを得ず分娩施設で実施が出来ず、別の分娩施設等で実施する場合も含めて生後60日までとする。)

助成額上限

自動ABR(当院にて実施している方法)
3000円

助成は子供1人につき1回、初回検査のみ
当院で検査を実施する場合は5500円に負担が軽減されます。

助成の流れ(案)

◆市内の分娩施設で検査を受ける場合

母子健康手帳交付時に新生児聴覚検査の補助券を交付する。
市内分娩施設の提示する。
自己負担額の全部または一部について助成を受ける。

◆市外分娩施設(市内耳鼻咽喉科・助産院を含む)で検査を受ける場合


市民からの申請により、保険適応の無い検査の領収書に基づき、償還払いで自己負担額の全部または一部について助成を受ける。

赤ちゃん👶って、ちゃんと聴こえているの? 名前を呼んでも反応しない?

難聴が心配なお母さんのために、当院で施行している『新生児聴覚スクリーニング検査』について説明いたします。

新生児聴覚スクリーニング

そもそも新生児のスクリーニングって?
新生児期におこなわれるスクリーニングは、先天性代謝異常等検査と聴覚検査があり、いずれも異常の早期発見を目的としています。
先天性難聴の出現頻度は 1000 人に 1 〜 2 人とされており、他の先天性疾患に比べても頻度が高いのが特徴であり、アメリカの産婦人科学会は、新生児期にスクリーニングすべき対象疾患の中に先天性難聴を含めています。
欧米では検査の実施を義務づけて法制化している国もありますが、日本国内では新生児聴覚スクリーニングの実施はまだ充分ではありません。
新生児の聴覚スクリーニングでは早く難聴を見つけることができます。
国内では、新生児聴覚スクリーニングで難聴が疑われ、全国の精密聴力検査施設を受診する赤ちゃんは、1 年間に約 4000 人(国内出生数の約 0.4%)います。
このうち約 1000 人(国内出生数の約 0.1%)に両耳難聴が発見されます。また、ほぼ同じ人数の赤ちゃんが片耳難聴と診断されます。
両耳難聴のお子さんでは、早く発見して補聴器を装用し、早く聞く力や話す力をつける練習(早期療育、教育)ができると、それだけお話する力やコミュニケーション能力を高くすることができます。

新生児聴覚スクリーニングは赤ちゃんが受けることのできるきこえの簡易検査であり、痛みはなく安全で赤ちゃんが寝ている間に10 分ほどで終了します。

専門の施設でさらに詳しい検査を受けた方がよいかどうかを選別するための検査ですので、安心して受けてもらいましょう。

当院では自動聴性脳幹反応検査(自動ABR)を実施しています。
入院中に実施します。
費用:¥ 8500円
今回の一部助成により5500円へ負担軽減となります。
 

参考文献

新生児聴覚スクリーニングマニュアル

まだまだコロナ禍は続きますが、妊婦の皆さん、今日も頑張っていきましょう!


妊娠・出産ランキング

スポンサーリンク

コメント

Twitter
Visit Us
Follow Me
Tweet
Instagram